◎逍遥堂の治療


●初めての方へ

まずは当院までお電話下さい。

 

📞072-915-3937

 

「ホームページを見ました」

 と、おっしゃって下さい。

 


 

※施術中は電話に出られないことが多いため、

メールにて、ご相談内容をお送り下さい。

折り返しお返事いたします。

 


 

当院は完全予約制となっております。

初診では、時間を十分に取り、ゆっくりとお話を聞かせていただきます。 

 

 

施術自体の時間は人によって様々です。

初回は、約1~2時間かけて問診し、施術を行います。

 

初回:1~2時間の問診・検査+15分~30分の施術

次回以降:10分~15分の問診・検査+15~30分の施術

 

を目安にしておいて下さい。

 

 

痛いこと、違和感があることは一切しませんのでご安心ください。

初診時はかなり広めのベッドで診察・施術を行いますのでリラックスすることができます。

 

仰向けが辛ければ、横向きで、寝れなければ座った状態からでも施術はできますので、遠慮なくおっしゃってください。

 

 


●施術の流れ

 

1.問診票にご記入していただきます。(およそ15分


ダウンロード
食養生シートPDF.pdf
PDFファイル 30.0 KB

初回、問診票の記入には時間がかかるため、こちらのPDFファイルをダウンロード後、ご自宅でプリントアウトし記入していただければ、時間短縮になります。



2.問診票を元に、ゆっくりとお時間を取って問診させていただきます。

(およそ1時間

 

話は患者様の症状のことから、日常生活をとりまく環境、これまでの経緯、飲食や運動についてなど多岐にわたります。病を引き起こすほとんどの原因は、患者様の日常生活の中にあり、これを知ることがすなわち治療していくうえで重要となってきます。

 

 

 

3.エネルギー検査(リーディング)および東洋医学独自の検査(視る・嗅ぐ・聞く・触れる)を行います。

(およそ5~10分

 

エネルギー検査では、各所の反応ポイントや動きを調べ、エネルギー低下や毒素の有無などを判定していきます。

 

東洋医学検査では、脈・舌・腹・背・手足などの状態をこまめに観察し、問診事項と照らし合わせ治療方針を決定します。

(当日はアメ・コーヒーなど舌に色の付く物は口に入れないようお願いします。)

 

 

 

4.病が生じた原因(病因病理)を説明し、食養生を含めた治療方針を述べさせていただきます。

 

当院では、「食養生」など生活面の改善も重視しています。

ただ受け身で治療を受けていただくのではなく、二人三脚で取り組むことが早期回復への近道だからです。

 

※施術は、治療方針に納得していただいた後、行わせていただきますので、やりたくない治療を無理やり受けさせるような事はしません。

 

初回時に施術を受けない場合、料金はいただきません。

 

食養生指導・カウンセリングのみご希望の方は、2回目から料金をいただきます。

 

 

 

5.治療方針に基づき、施術を行います。(およそ5~20分

 

施術は必要に応じて、患者様の回復に適したものを選択いたします。

 

◎エネルギー療法・・・体のあるポイントから手でエネルギー(気)を巡らせ、自然治癒力を最大限に引き出す治療法。

エネルギー療法単独で用いる際は、臓腑・自律神経・脳などの器官のみならず感情面への癒しをも実現します。

また、鍼灸を用いる場合は、エネルギー療法を併用した独自の鍼灸治療法となります。問題のある臓腑に共鳴する頭の反応点を中心として、伝統医学に基づくツボの穴性をも活かし、最小限のきっかけで最大限の効果を生み出すことができます。

 

 

◎軸調整・・・わずかな動きの中、ほとんど瞬間的に脳と体をつなぎ、内圧を解消し、気血の巡りが滞らない状態へと導く手法。

 

 

◎手技調整・・・「揉まない・叩かない・押さない・ボキボキしない」もので、「やさしく触れる・ゆっくり揺らす」などソフトな手法を用いて「脳・自律神経」に働きかけることで、筋緊張解消・内臓機能向上をはかる。揺らしたり筋の内圧を抜くことで滞っていた血の流れが改善され、気も巡るようになります。

  

 

そして、健康状態を維持するために必要な日常生活の養生指導もいたします。

飲食改善・簡単な自己療法など日常生活の中で行ってもらうことで、持続力をつけることができます。

 

 

 

※逍遥堂のやるべき事は、あくまで「病の根本改善を目指すための治療」です。

 

「局所にブスブス刺す鍼」

「慰安のためのマッサージ」

「ボキボキするカイロ的手技」

などは行っておらず、そうしたものを要求する方には、施術を行う事はありませんのでご了承ください。

 

 

「治療家と患者様が同じ方向を向き、ともに歩むこと」

 

 

これこそが早期回復への近道なのです。

 

 

  

 

5.施術が終わった後、治療効果を高めるためにしばらくそのまま寝ていていただきます。(およそ10~15分

 

 

 

6.今後の治療方針やご自宅での養生についてお話しさせていただき、終了となります。

 

 

 

初診はおよそ2~3時間かかりますので、スケジュールに余裕をもっておいてください。

 

再診は1時間以内に終わります。

 

 

 

2回目以降は、経過をみながら調整していきます。

 

症状によりますが、多くのケースでは、はじめの数回は詰めてきていただくことが多いです。

 

できるだけ短期に回復をしようとすると、週2回は必要かと思います。

症状が落ち着いてきて体の回復状態がいい傾向であれば、週1回・・さらに2週に1回・・1ヶ月に1回・・など間隔を空けていけばいいかと思います。

 

 


●逍遥堂の理念

  

「食養生」+「カウンセリング」+「施術」

 

当院が提唱する「医食同源」の理念は、治療にも反映されています。

 

人間の持つ自然治癒力を引き出すために、詳しい問診・エネルギー検査・体表観察による東洋医学的検査を行い、回復への道筋を示すのが当院の役割です。

 

治療はいたってシンプル。

 

患者様の体質に合わせた食養生指導・カウンセリングを基本として、

必要ならば施術を行います。

 

施術方法は、全てがソフトで体に負担をかけないアプローチです。

 

主にエネルギー療法を用い、鍼灸と併用する場合は使用するツボは0~3本ほどで、ほとんどが1本鍼です。

 

0本というのは、刺さない鍼(エネルギー・打鍼・鍉鍼)の他、

「食養生」「生き方・考え方の変化」「クスリの離脱」などを通じ改善していくケースもあるという事です。

 

いや、むしろそうした要素こそが回復に向かうための根幹だと言っていいでしょう。

 

 

当院の方針として、治療の主役は患者様自身であると考えています。

 

医療従事者まかせになってしまっては、総合的に見て回復が遅れてしまいやすくなるからです。

 

あくまでも病を治すのは患者様自身の治癒力であり、施術はそれを助ける役割に過ぎません。

 

そして、治癒力を大いに引き出していくために、

「食養生」「あなたの在り方」「クスリを少しずつ手放していくこと」が重要なのです。

 

「おんぶしてもらいゴールにたどり着こう」ではなく、

当院の道案内とサポートにより患者様自身の歩みでゴールを目指してもらう事が

回復への近道となります。

 

また、クスリの長期使用が自然治癒力を阻害するように、現代医療は余計なことをし過ぎて、かえって治癒を遠ざけてしまう場合が多いと感じています。

 

特に、向精神薬の副作用・毒性・依存性は大変強く、麻薬の成分に近いとさえ言われています。

長期的使用を続ける事で、

「クスリの副作用で新たな症状に苦しむ」

「以前の量では効かなくなり、だんだんと種類や使用量が増えていってしまい悪化していく」

という悪循環に陥りやすいようです。

 

ただ、急に使用を止めると、離脱症状がきつく出てしまい危険なケースもあるため、まずは体のベースを整えたうえで、少しずつ減らしていくのが基本線だと考えています。

 

クスリの離脱に関しては、患者様とドクターとの話し合いのうえで決めていくことになりますが、あまり協力的でないドクターが相手ではなかなか減薬の指導がしてもらえないケースもあるようで、そうした場合、漢方専門医に相談するなども一つの方法だと思います。

 

 

当院では、体のベースを整えていくうえで、「病因病理」を突き止め、食養生を基本とした回復への道筋を立てた後、施術においてもできるだけ必要以上の事をしない方がよいと私は考えています。

 

それ故、必要最小限の助けとしてエネルギー療法・少数鍼・軽微な手技を用い、

体に負担をかけずに治癒力を引き出していこうというスタンスです

  

 

 


● 食養生指導・カウンセリング

 

当院では食養生指導・カウンセリングのみの受付も行っております。

 

治療理念の柱である「医食同源」において、食養生および心のケアは大変重要な位置を占めています。

 

遠方でなかなか通いづらい方、じっくり体質改善を見直したい方には、食養生やカウンセリングのみの対応をさせていただくこともあります。

 

古来から現在まで、食養生で難病を治癒した例は数多くあります。

 

当院では東洋医学の養生法をベースに、「日本古来の伝統食」「ファスティング」の考え方を取り入れ、できるだけ負担なく体質に合わせたオーダーメイドの指導を行います。

 

 

 

●「病因病理」の重要性

 

「自律神経失調症」「アレルギー」「不妊」など・・・

 

これらは、西洋医学においてなかなか厄介なものとされているのが現状のようです。

 

もちろん、様々な治療により、症状の改善につながっているケースはあるものの、多くのケースで治らない、改善しないというものが見受けられます。

 

(※ただし、「治った」といわれるものの多くは「症状を抑える」という対症療法的な場合が多く、真の解決に至っているかは別問題です。ただ、当人が症状が消えたことにより「治った」と考えるのは致し方ないことであり、日常の苦痛が解消されたことそのものは喜ばしい事ではあります。ただし、真の問題を先延ばしにしてしまっているケースがあります。これは西洋医学だけではなく、東洋医学を名乗る者の中にも存在しており、真の原因を掴み解決に導くのが東洋医学の本質であるはずが、対処療法的アプローチに終始する者もいます。)

 

そういった人たちが、わらをもすがる思いで東洋医学や自然療法の扉を叩くのです。

逆に言えば、東洋医学というものが世の中に存在している理由は、西洋医学において対処しきれない病があるからであり、東洋医学的アプローチによる改善が見られるケースが多いからです。

 

「自律神経失調症」などの心の病、あるいは「アトピー」「花粉症」などのアレルギーは、その典型ではないでしょうか。

 

これらは西洋医学的研究がなされつつも、いまいち原因が良くわからない、あるいは対処法が症状を抑えるものしかない、ということがほとんどであり、とくに「心」などという無形のものに物理的なアプローチがあるのかと悩む方も多いと思います。

 

では、東洋医学ではどうでしょう。

 

東洋医学といっても無数の流派や考え方があり、全てにおいて同じことはいえないのですが、少なくとも私が考えている東洋医学(=真の原因を知り、解決方法を導き出す)では、シンプルな断言が出来ます。

 

それは、「病には必ず原因があり、その原因を突き止め、正しい方向に導いてやれば、人間の体は必ず回復に向かっていく」ということです。

 

もちろん人それぞれの環境が違うため、あるいは回復力の大小があるため、全てが同じ速さで回復するわけではありません。

しかし、ゆっくりでも回復に向かっていくことだけは確かであり、たとえ手遅れの状態であっても、結果的には間に合わなくとも、回復しようという働きだけは死ぬ瞬間まで動き続けるものと考えられます。目には見えなくとも、体内の組織、細胞がなんとかして生命を維持しようとし続けるのです。

 

ただ、症状によって原因は様々に違います。

 

例えば、心の病と捻挫をひとくくりにはできません。

捻挫が筋肉の緊張、組織の損傷などが関わっているもの、つまりは急性疾患であることに比べ、心の病はその人の「生き様」が関わっています。

 

物理的な損傷(急性的な捻挫、打撲、骨折、その他損傷)を除けば、多くの病や症状には「その人の生き様と生活環境」が関わっていることが分かります。(つまり後天的な原因)

生まれついての病、遺伝的病、母体から受け継いだ病など、そういったこともまた、その中に加えてしまえば、少しややこしくなりますが(つまり先天的な原因)、それすらも踏まえたうえで、その人の人生の歴史、生活環境を網羅していくことで、必ずや病の原因にたどり着くことが出来ます。

 

東洋医学では、現在の症状だけにはとどまらない過去~現在における人生の流れを問診により聞き出し、生活環境、心の状態を把握していくことで、手がかりを見つけます。

 

さらには、問診だけでなく、確たる証拠を集めるべく、体の体表に表れたシグナルを探し出す必要があります。

これは、ツボの反応であったり、脈・舌・爪などの様子を五感を駆使して探り出し、それらを東洋医学的な見地で統合し、「病因病理」をあぶりだすのです。

 

つまり、「なぜこのような病に至ったのか」を見つけるのです。

それを見つければ、逆に、「どうすれば改善できるのか」が導き出されます。

 

 

ものすごく簡単に言えば、食べすぎが原因で下痢をしたならば、食べ過ぎを止めさせればいいわけです。

 

さらになぜ食べ過ぎたのかを観察し、その原因が家庭環境にあるのか、心の動きにあるのか、たまたま一時的なものなのか、を掴むことが予防につながります。

また、体の回復力が低下してなかなか症状がおさまらないなら、それに寄り添った手助けをしたり、養生法を示したりします。

 

だが問題は、多くのケースで、「それならば下痢止めを出しましょう」「下痢止めのツボに鍼をしましょう」という対処に向かう治療が多いことです。

 

これはあくまでもわかりやすいように示した例だですが、このようにシンプルに整理すると、いかに上記の治療指針がおかしいかが分かるでしょう。

これが難しい名前の複雑な病になればなるほど、どんどんと原因がおざなりにされ、対処療法に走りやすくなってしまうのです。

(一時的に対処療法をすることで苦痛を和らげることはいいかもしれません。だが、それだけに終始し、肝心の原因改善を行わないことはおかしいと思います。)

 

症状というものはいわば体からのシグナル、メッセージなのです。

火事でいえば「警報ベル」のようなものです。

 

体内が何らかの異常を発生すると、体は様々な反応を示し、異常の原因を止めさせようとシグナルを送ります。あるいはアトピーのように、この症状自体が体の浄化反応であったりもします。(体内の老廃物を皮膚から排泄しようとするのがアトピー症状)要するに、火があるからベルが鳴っているのです。

 

しかし、多くの治療は「このベルがうるさいからなんとかしたい」とベルを聞こえなくすることに終始してしまいます。火を消せばベルは自然と消えるのに、火を見ようともしません。あるいは火があることすら分からず、「なぜかベルが鳴りだした」といわんばかりにベルにばかり目を向けてしまうのです。

 

本来なら、「ベルが鳴っているのは火があるからですよ」と気づかせてあげるのが医療の立場であるはずが、それを「なぜか分からないがベルが鳴っているので、とりあえず耳栓を渡すので様子を見てください」と言っているのです。

 

これで耳栓をしている間に、軽い火ならば自然と消えることもあるでしょう。

しかし、多くは原因が改善されていないため、火がますます燃え広がり、それを知らせるべくさらに大きなベル音が鳴り響くようになります。

それで火の存在に気づけばいいのですが、「では、もっと材質を変えた耳栓をしましょう」「もっと深く耳栓をさしましょう」という処置をしてしまえば、何ら解決には結びつかないことは明白です。

(挙句の果てには、「耳の鼓膜を除去しましょう」というかもしれません・・・。)

 

こうしてたとえ話で話せば、なんとも滑稽な風景ですが、恐ろしいことに多くの医療現場ではこれと同じ事が平然と行われているのです。

 

東洋医学の本質は、この火を消すことにあります。

火が燃えている原因を突き止め、火を消すことでベルが鳴る必要性をなくすのです。

 

そして、火が燃えている原因のほとんどは、「その人の生き様」に隠されています。

 

それを見つけ、改善し、さらに東洋医学的アプローチで回復力をサポートしてやれば、おのずと状況は変わっていきます。

 

ひとつひとつを丁寧に観察すれば、これらは道理であり、当たり前のことです。

 

「なぜ?」「どうして?」という疑問を持って答えを探していくと、そうしたヒントや教えは世の中に存在しています。私の見解は、そうしたものの積み重ねで出来上がったものです。

 

いろんな人に聞いて回ったり、本を読んだり、そうした中で取捨を経てまとめていく作業の中、はじめは分からなくとも次第に全体像が見えてくるようになり、さらに奥行きを深めていけるのです。

 

ただ教科書を丸暗記したりするだけでは、例えば「アレルギーにはステロイドを用いて症状を抑える」という枠から抜け出せなくなってしまうでしょう。

 

西洋医学の教科書に、必ずしも病を治す答えが全て書いてあるわけではないのす。

 

もし、全ての解決法が書かれているのなら、東洋医学などいらないでしょう。

だが、東洋医学が今もって支持されるのは、その抜けた部分を十二分にクリアできる方法、つまり原因を追究し、改善方法を探ることができるからです。

 

 


 

逍遥堂は完全予約制の治療院です。

 

アットホームな雰囲気の院内は、

患者さんにリラックスしていただける

空間となっています。